オフィシャルブログ

3Dモデリング・3D図面のメリット ~きんちゃんの修行~

こんにちは。3Dモデリング修行中のきんちゃんです。

突然ですが!

船の配管図は線や文字がたくさんあり、ちょっとした抵抗感はありませんか?

↑配管装置図の一部です。

造船所の方とお話をしていると

図面の情報をしっかり読みとり、イメージすることが難しくなってきている

という話をよくお聞きします。

今回は、現場で作業される若い世代や造船所で働く方へ

弊社で取り組んでいる3Dモデリングをご紹介をします。

 

 

 

メリット1:視認性の良さ

↑最初の画像と同じ場所を3Dモデリングしました。

2次元図面だと、平面・側面・断面と様々なセクションを確認し、

頭の中で組み立て理解していく必要があります。

3D図面は視点を簡単に操作することができるので

構造物や機器・配管などの干渉チェック・製作物の完成イメージを

従来よりも効率的に行う事ができます。

 

 

 

メリット2:2次元図面も理解できるようになる。

3D図面は視認性がよいだけでも、大いにメリットがありますが、

2次元図面は配置・製作する図面の作成に長けています。

配置・製作に必要な寸法情報は3D図面では表現が難しいためです。

弊社は3Dモデリングには、利用される方を考えたルールのもと作図しています。

2次元と3D図面の比較が簡単に出来るので

2次元の図面も閲覧する機会が減ることなく、読み取る能力も自然と養われます。

技術がどんどん発達し、新たな知識も必要となってきますが

設計の本質である2次元図面を読み取る能力は今後も必要だと考えています。

 

 

 

メリット3:場所を選らぶことなく図面を確認できる。

閲覧する端末にデータを入れることによって

オフライン状態でも図面の確認が可能となります。

電波状況を気にせず船内やタンク内、海上でも活躍します。

現場でいつでも確認出来るのは心強いです。

 

 

弊社は汎用CADを使用して3Dモデリングするので、

図面の閲覧や修正に新たな環境整備は必要ありません。

従来の業務と一緒に3Dの図面を活用されてはいかがでしょうか。

 

 


有限会社小林船舶設計

 


当社ではZoom / Teamsも活用し、
時代の流れに合わせた人とのつながり、共有、変化には柔軟に取り組んでます。
設計相談、フォロー、面接等、お気軽にご相談ください。

お問い合わせURLへのリンク
https://www.kss-design.com/contact

船舶専門集合サイト フネコネ
https://funecone.com/